東京アラートって意味があるのか?
『情報を開示しないのは政府・東京都の怠慢だ』
赤くライトアップされる東京都庁 |
2020年6月2日。
緊急事態宣言解除後に初めて、
東京都の感染者数が34名に増えた事により
東京アラートが発令されました。
補足:
アラートが発令されたからと言って
直ちに緊急事態宣言復活とはならないとの事。
このニュースを見て
ふむふむ、、、東京は人口が密だから大変だな。
せっかく落ち着いて来たのに、、、
と残念な気持ちと同時に
『だからどうしろと言うのか?』
『もう少し細かく説明出来んのか?』
と言う怒りにも似た疑問も沸き起こる訳です。
本記事を読むと
が分かります。
東京アラートが発令される条件
東京都の基準によると、
・感染者数が一日20人を超えた時
・感染経路不明者が50%を超えた時
・週単位での感染者数が1.0倍を超えた時
これらが複数の条件で上回った場合、
東京アラートが発令されて、都庁やレインボー
ブリッジが赤くライトアップされるらしい。
赤くライトアップされるレインボーブリッジ |
ふむふむ。まぁここまでは良い。
5/25緊急事態宣言が解除されて、人の往来が増えているのだから感染者が増えてある意味当然だ。
問題はここからだ。
東京アラートの問題点
東京アラートの問題点。
それは『圧倒的に情報が足りない事』である。
だって
『感染者数が34人に増えました』
『東京アラートを発動します』
え?それだけ?
何の意味があるのかと問いたい。
圧倒的に情報が足りないのである。
例えば
・感染者34名の内訳は?
病院感染者16名はわかったが
あとの18名はどんな事をしてた人なの?
・通勤してただけ?
それともパチンコやってたの?
それとも夜の怪しいお店に行ってたの?
・その人達の年齢層は?国籍は?
・その人たちの症状は?
何故、感染していると分かったのか?
(重い症状が出たから分かったのか、それとも
単に検査して陽性だっただけの話?←重要)
・感染が起こったとされる新宿歌舞伎町の店は
何という店で、どんな接客をしていたのか?
(最重要情報)
などなどです。
具体的に個人の情報を開示してしまうと
個人情報保護などの観点で問題となるのは
分かるが、感染拡大防止の為、最低限の
情報は速やかに発表すべきである。
東京都が発表する時点で、感染経路とか
すでに判明している部分もあるだろうに、
分かっている情報を開示せずに
ただ感染者数という結果だけを発表する
やり方は問題だと言える。
そもそも『新しい生活様式の指針』とか
正しく守って行動している東京都民だって
沢山いるだろうに、ただアラートを出されて
気を引き締めろと言われても困る訳です。
飲食店などに於いても、そういう指針を
真面目に守って営業しているお店も
あるのに、ただアラート出されても
どうしようもない訳です。
東京都民にとっては、ただ危険だと言われても
一体何が危険なのか分からないので、
言われた方は迷惑なのです。
元々、自粛警察から目をつけられている
パチンコ店やネットカフェ、飲食店などは
またあらぬ疑いをかけられたり、
営業妨害を受ける可能性もある訳です。
(なぜ感染が起こってるかどうか不明の
パチンコ屋は店名が公表されて、
今回、感染源の店は公表されないのか?)
あるべき姿は、以前の韓国の様に
『感染が起こったとされる店は公表して』
『どんなサービスを行なっていたか?』
『何がいけなかったか?』
これらを徹底的に情報開示する事で
初めて感染防止に役立つ訳です。
多分、これを読んでいる人は同じ事を
考えておられると思うが、、、
『東京都・政府は
何故そんな簡単な事も出来ないのか?』
、、、私には到底理解出来ない。
もしかして
7月の都知事選を前にして
『ただやってる感をアピールがしたいだけか?』
そんな疑惑まで湧いてきてしまうのである。
まとめ
・東京アラートだけを出しても意味はない。
・どんな感染経路でどんな行為がいけなかった
のか直ちに詳しく公表すべきである。
・じゃないと真面目に新しい生活様式を
守って行動している
東京都民に対して失礼である。
・正しい情報を開示しないのは
『政府・東京都の怠慢だ』
今回は以上です。
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