2020年1月23日木曜日

『テレビを観ているとアホになる』は意外と的を得ている

テレビを観て笑う視聴者

テレビを見続けると馬鹿になるのか?

この記事が言いたい事


・筆者が子供の頃に親によく言われた言葉
 『テレビを観てるとアホになる』

・これは親が子供に勉強をさせる為の詭弁(ウソ)だった

・実際には報道番組、バラエティ、ドラマなど
人を楽しませて役に立つ番組も多い。

・アニメを気軽に観られるのもTVのおかけだ。

・ただ最近のコロちゃん煽り報道を見ていると、『アホになる』は満更ウソでもない気もする。

・特に中高年の『テレビによる洗脳』は深刻だ

・大事なのは情報を鵜呑みにせずに、自分で考えて周りの意見も聞き、議論し合う事だ。

結論:

・テレビを観てるとアホになるのではない。
『テレビだけを観てるとアホになる』



テレビを観てるとアホになると言われ続けた筆者の子供時代


筆者が小学生だった頃の話。

当時は『8時だよ全員集合!』が視聴率50%を超えるなど空前のテレビブームであった。

当時、筆者は小学生。ろくに勉強もせずにテレビばかり観ていた気がする。

そんな時、親からよく言われたものだ。
『テレビ観てるとバカになるよ』
『考える力がなくなって頭が悪くなる』
これを毎日刷り込まれた、、、。

それを聞いて嫌々勉強机に向かったものだ。
今となっては懐かしい思い出だ。

今となってはドリフを悪く言う人はあまり居ないと思うが、当時は子供の親世代や教育委員会からバッシングを受ける事もあった。

・子供に悪影響が出る
・下品で食べ物を無駄にしている
・子供が勉強しなくなった

『本当に悪影響を受けた子供が果たしているのだろうか?』

私はそうは思わない。

ドリフには文化的価値さえあると考えている。

そう言えば『たけしの元気が出るテレビ』も面白かったな。
特に高田純次のレポートはサイコーだった。

高田純次は今でも面白いけど。

あとアニメだと渋い所で
『スペースコブラが面白かった』

・左腕にサイコガンを持つ男
・ちょっとエッチな美女の登場キャラ
・100mを5秒フラットで走れる主人公
・ラグボールもカッコ良かった。

なおスペースコブラは
Amazonプライム、U-NEXTでも無料で全話観ることができます。
Amazonプライムのスペースコブラ





受験生だった頃のテレビ環境


中学になると部活や勉強で忙しくなり、さすがにテレビを見てゲラゲラ笑うだけの毎日は無くなり、テレビもあまり観なくなったが、
長渕剛の『とんぼ』だけは毎週観てたな。

今ではとてもテレビで放送できない様な
ヤクザを描いたドラマであったが、回を重ねるごとに主人公英二の人間の暖かさが出てくる名作だったと思う。

『あれを見て不良が増えたのも事実』
まぁ、当時の長渕剛は人気絶頂でカッコ良かったから、憧れる人も多かった気がする。

それだけ当時のテレビは影響力が大きかった。


当時のテレビは害悪だったのか?


決してそんな事は無いと思う。

8時だよ全員集合、オレたちひょうきん族など
は毎週観て学校で友達と話すきっかけになったし、元気が出るテレビからは山本太郎がダンス甲子園に出場し、今では政界入りを果たしている。

とても影響力が大きく、誰もが楽しめるメディアである事には今も昔も変わりはない。

テレビはお茶の間に価値ある存在だ。


では最近のテレビはどうか?



テレビのワイドショー


筆者が思うに最近のテレビは
・視聴率を重視しすぎ
・スポンサーの言いなりすぎ
・偏重報道が多い と感じる。

特に昨今のコロちゃん報道は酷い。
・連日、緊急事態宣言に関するニュースの連発
・専門家とは名ばかりの御用学者のコメント
・これからの経済を回す若者を感染源呼ばわり
・オリンピックをやりたいだけの政府関係者
・感染者数ばかり報道してひたすら煽る

『そんなにテレビに釘付けにしたいのか?』

視聴者離れが深刻なテレビ業界が、テレビに振り向かせたい気持ちは分からなくもないが、
煽り報道や若者を悪く言うのはやめるべきだ。

大体、日本人の死因の3位は昔から肺炎なのである。毎年10万人の方が肺炎で亡くなっているのである。

コロちゃんを軽視すると言っているのではない。

『こんなのは日本に於いては毎年の話なのに、あえてメディアが大きく取り上げる事がおかしい』と言いたい。

欧米・インドとアジアは事情が異なる。
アジア圏の人にとって本当に怖い病気なのか?
冷静によく数値を見極めるべきだ。

厚労省のHPとか東洋経済オンラインのデータとかネットの掲示板とかyoutube とか色んな人の意見を読めば、今のテレビのコロちゃん報道はほとんどが偏重報道だとすぐに気づくのだが、

『テレビしか観ない連中はそれに気づかない』

これこそが最大の問題だと思う。


中高年のテレビによる洗脳・アホ化が進む日本


現在、日本では高齢化社会が進んでいる。
実に四人に1人が60歳以上の高齢者である。
高齢者を支える日本の若者


残念な事に、中高年の人はテレビしか見ない人が多い。

テレビで放送している偏重報道があっても
スマホで厚生労働省のHPを検索して、自分なりにネット記事を調べてそれが本当か検証する確率は極めて低い。

これは紛れもない事実だ。

理由として
・高齢者はネットリテラシーが低い
・スマホが老眼で見えない
・Googleで調べるなんて知らない

こんな人達が日本の大部分を占める時代が来ているのだ。

世界一コロちゃんを怖がり、テレビの言う事を丸呑みして、若者の活動を制限する日本人...
そして『自粛警察』...

そして経済は停滞して、しまいには
年金も貰えなくなる。まさに因果応報だ。

こうなってしまうのも、視聴率ばかり重視するテレビ業界の功罪は極めて大きいと考える。

ネットやyoutube、掲示板などの媒体で他の人の意見も知る事が大事だ。
何より厚生労働省のHPをよく読むべきだ。

ちなみに若者の意見代表のスーツ君
彼の言ってる事はほとんどの若者意見の集約であり極めて正論だ。


テレビの致命的な欠点


テレビはほとんど正しい事を言っているのだが
ネットと違い、他の人の意見が伝わりにくい。

つまり、ネット記事やyoutube などを見てる人は
高確率で他の視聴者のカキコミ欄を見ており、
ネット上の他の人がどんな事を考えているか、
自分の考えは世間とズレがないか、常に補正をしながら見る事が出来る。

テレビはそれが出来ない
どうしてもテレビ局やスポンサー、政府の保身意向に沿った形で放送が行われる。

視聴者よりも保身・収益・視聴率が大事だ。
必ずしも視聴者目線での放送とは限らない。

ネットリテラシーが低い中高年の人々が
毎日テレビを見続ける結果、
テレビ局、政府に洗脳されていく。
これは戦中の日本と大して変わらない。

大事なのは
・情報を鵜呑みにせずに、
・自分で考えて周りの意見も聞き、
・互いに議論し合い、自身の固定観念を疑い
・自分でも調べてみる事だ


結論:


テレビを観ているとアホになるのではない。

『テレビだけを観ているとアホになる』

本日は以上です。

良かったら拡散をお願いします。   このエントリーをはてなブックマークに追加 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 人気ブログランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿